国公立二次対策 小論文の勉強法

第一志望学科は社会科学系でしたが、二次試験の小論文対策には特に力を入れていたので、その勉強法をまとめてみたいと思います。

小論文対策は大きく分けて二つ。一つは書く練習。二つめは本を読むことです。

書く練習のポイントは明確です。ひとつに、問題量を多くこなすこと。量をこなすほど、本番での自信につながります。私は志望校の過去問とともに、学科系統や出題傾向が似た他大の過去問もストックしていました。時間を測り、制限字数で書くのは当然ですが、私は市販の原稿用紙のほか、志望校の解答用紙と同じ形式の紙を自分でも作って練習に使いました。

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二つめに、添削指導は小論文対策に必須です。学校の先生にお願いするのが一番ですが、同じ先生に続けて見てもらえば、自分の文章のくせがわかりますし、書き直しをしたときも的確なアドバイスがもらえます。書き直しもやはり小論文のみならず、記述論述対策では必須ですね。

三つめは、小論文の書き方に関すること。

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文章をパソコンで書く習慣のある人は特に気をつけたいのですが、入試では当然、カット&ペーストでの編集などは効きません。答案を書き始める前に、必ず段落構成を決めましょう。大幅な書き直しによる時間配分の失敗がこれでなくなります。

本を読むことは、読書嫌いの人には負担に感じるかもしれません。しかし、論考のストックがなければ、中身のある小論文が書けないのは事実。出題傾向に近いジャンルの新書で、興味の持てそうなタイトルのものを2、3冊読んでおけば充分です。

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少し背伸びをするような内容に踏み込むことになりますが、入学後の予行演習と思って必ずやっておきましょう。高校時代、全く優等生ではありませんでしたが、受験勉強で志望学科に関連する本を読んでおいたことで、入学後、同級生よりも一歩先からスタートすることができたと感じています。

さて、万策を講じて臨んだ入試でしたが、本番では出題傾向ががらりと変わっていました。過去10年間、課題文を読んで要約し、論考するという出題だったのに、課題文は一切なく、20点以上の図表やグラフだけが並んでいました。

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驚きのあまり、試験会場でどよめきが起こったほどです。しかし、要点をまとめ、論証するという傾向に合わせた練習を徹底的に繰り返していましたので、気を取り直して対処し、なんとか書き切ることができました。

それでも、帰り道は学校の先生に泣きながら電話したことをはっきりと覚えています。合格の知らせを受け、添削指導につきあってくれた先生が誰よりも喜んでくれたことは言うまでもありません。



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